京築地域の歴史や文化を学ぶ「美夜古郷土史学校」(小正路淑泰校長)が開校50周年を迎え、1月19日、行橋市中央公民館で記念式典と記念講座が開催されました。
記念講座は木村政伸先生(西南女学院大学教授・九州大学名誉教授)による「村上仏山と水哉園」と、村上良春先生(水哉園当主)による「『村上佛山』復刻版の刊行」。
会は行橋市長はじめたくさんの来賓の方々と、150名を超える研究者や郷土史家の皆さんであふれました。
郷土史学校は、事務局長の山内公二さんら5人が発起人となって1975年に開校しました。
研究者や会員らがみずから調査研究し、それを発表し合い、学び合う独特の研究スタイルはまさに「学校」。
全国にもあまり例を見ないこの研究グループが50年続いていることは、素晴らしいことです。
成果を発表する定例講座は通算800回以上を数え、機関誌「美夜古文化」も39号を発行。地域の歴史の掘り起こしと継承に重要な役割を果たしてきました。
執行部のみなさまの献身に心からの敬意を。
