福岡県在住の郷土史家・横山英男さんのデッサン集を制作しました。
静岡県出身の横山さんは御年92歳。大学卒業後に仕事の関係で福岡県行橋市に居を構え、退職後は郷土史研究に心血を注いできました。
そんな横山さんのもうひとつの趣味は鉛筆画。
自転車に乗って目的の場所に出掛け、公共施設や神社などを描き続けてきました。
終わるまでは何時間でもその場に立って描き続けるのが横山流で、これまでに描いた作品はなんと170点。
市図書館の返却しおりに連載されるなど広く親しまれてきました。
今回制作した画集は美夜古郷土史学校から出版・販売されます。
ご購入希望の方は美夜古郷土史学校事務局までお問い合わせください。
(2024年7月24日追記)
出版から1年半、去る7月22日、横山英男さんが永眠されました。
まだまだ描きたい場所があると楽しそうに話していた横山さん。
優しい笑顔が忘れられません。